
最もありふれた皮膚の病気で、同じ仲間の「皮膚炎」と共に湿疹・皮膚炎群として皮膚の病気の6割以上を占めるものです。主な原因は、外部からの刺激に負けて皮膚が炎症反応を起こすもので、その治療には、一般的にステロイドの外用剤(軟膏、クリームなど)が用いられます。
最近、ステロイド剤の副作用のみがクローズアップされ、使用そのものを嫌う方もいらっしゃいますが、やはり多くの湿疹には大変有効な治療であることは事実です。
ただし、ステロイド剤はあくまで患部を治す目的で使用するもので、湿疹の予防のために使用するものではありません。炎症がおさまれば他のスキンケアを行うことが大切であり、そのタイミングの見極めについては皮膚科医の指示を仰ぐことが最善の方法と言えます。

足にできる白癬菌というカビの感染症を指します。水虫の厄介なところは、症状が湿疹や皮膚炎と外観上は全く区別がつかない事です。したがって単純に「足にできたから水虫だ」ということはなく、白癬菌が存在するか否か、顕微鏡検査で判定します。
この検査は主に皮膚科専門医の分野で、この検査なしでは本当にそれが水虫かどうかを診断することはできません。
「水虫の治療をずっと続けているのに良くならない」という話を聞くことがありますが、多くの場合、皮膚科以外での受診で、実際のところは水虫ではないケースがほとんどです。最初の診断が間違っていればどんな良い薬を使っても良くなるものではありません。ですから、簡単な水虫だと思っても、皮膚科専門医できちんと診断してもらうことが大切です。

皮膚ガンの中で最も悪性度が高いものが、ほくろのガンである「悪性黒色腫」です。
その他の皮膚ガンは多少発見が遅れても、命にかかわることはないのですが、ほくろのガンは転移も速く、手遅れになることがしばしばあります。ほくろに変化が現れたら、すぐに皮膚科専門医に相談しましょう。
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